![]() ブロック・パーティー [DVD] |
自分は、HIPHOPやラップと呼ばれるジャンルの音楽をよく聴くのですが、
思えば洋楽HIPHOPなんてあまり聴いた事が無かったので、 この映画をきっかけに、様々な洋楽を聴いてみようと思い、観賞しました。 洋楽に詳しくない自分でも名前ぐらいはしっている、モス・デフやザ・ルーツが出ていて軽く感動。 凄すぎるLIVE映像に見ていて踊りだしたくなるぐらい面白い、そして暖かくなれる映画。 一見、ブラック・ミュージックと聴くと、ギャングのことを歌ったラップだったり、大麻やドラッグを 歌詞に取り入れたミュージックと自分自身感じてしまうのですが、自分のあまり聴かないブラック・ミュージックなんかも この映画には入っていて、新たな興味が湧きました。 パーティの主催者、デイヴ・シャペルは本当に面白い人で、彼が画面に出てくる度にニヤついちゃいます。 白人と黒人の差別だったり、黒人の置かれている立場だったり、 一見暗いネタを明るく笑いに変えてしまうのは素晴らしいと思いました。 圧倒的に黒人が多いパーティーで、白人を否定するような歌詞を歌うアーティストもいるけれど、 それでも白人と黒人が一緒になり、白人でも黒人でも無い色んな人種の人が集まって、 笑っている映像がこの映画にはいっぱい収められています。 色んな人の笑顔だったり、喜びだったり。悲しい面を一つも見せない、そんな映画。 見終わった後は自分もLIVEに行ったような感覚になり、自然と笑顔になりました。 幸せな時間をありがとうと言いたいぐらい素晴らしい映画だと思います。 |
![]() Free Tibet [DVD] [Import] |
ビースティ・ボーイズが中心となって開催されたチベタン救済コンサートを収録しています。 他にベック、フー・ファイターズ、ビョークら人気アーティストが勢揃い。 内容としてはライヴ&ドキュメンタリー映像でライヴは少なめです。 日本語字幕がないのでちょっときついですが、ライヴの雰囲気は味わえると思います。 また、ビョークの貴重な映像も有りますのでファンは必見です。 |
![]() ミスエデュケーション |
FUGEES「The Score」も黄昏ていたが、この名盤も負けぬほどに夕陽に包まれていた。こころの夕焼け色の中にある思い出、彼女自身を作り上げたもの。そういうシナリーのひとつひとつを彼女は情感豊かに表現している。 例えば、女の内にある優しさも強さも、心象的な“懐かしさ”(=黄昏)と共に、せつせつと伝えられてくる。この“懐かしさ”の抽象さは文化やことばを超えた何かがあり、うたごえだけ聴いていても、こんな東洋の人間にもそれは伝わる。彼女のうたは「伝える」ということに関しては、そんじょそこらのR&Bシンガーを確実に凌駕した力がある。 そういう、イメージを伝えるちからの源は、ことごとく彼女のうたごころにあると感じている。単に歌が上手いとかそういう技術的なことを言うのではない(勿論技術があるから止揚できるレベルに彼女はある)。そのうたごころは空気感や人肌を感じさせる説得力というのか、伝えたいイメージを口から出す際にこえによってその姿を立体的に表せる業だといえる。そこにある小さな光や影、でこぼこさえも、歌い方の微妙な柔軟性と自由さで表現できてしまう。勿論その根底にあるイメージへの愛をくみ出しながらである(このイメージへの接近がなければただの技術屋に留まる)。こういうイメージの作り方が誰よりもVIVIDに出来、目の前に歌声だけで創りみせてくれること、即ち「伝える」強さこそ彼女の表現の特徴だと思い知らされた。 HIPHOPという無限の可能性ある表現媒体では、ついつい技術至上主義になってしまう場合があるが、今作では彼女のうたごころがHIPHOPという媒体力を最大限に発揮せしめている点に、他との差異を感じる。 |
![]() GREATEST HITS |
買うほどの価値のあるCDが絶滅の危機に瀕している中、これは買って損はなかった。 夜中につけてたラジオから不意に流れてきたKILLING ME SOFTLYにやられただけといえばそれまでだが 「十年後も聞き続けられる音楽」を探している私にとってこれは良作。 ベスト盤ってこういうときにいいですね。 ほし5つ。 |
![]() The Score |
コレ出たの96年なんですね。嗚呼なつかしいFUGEESの2枚目にしてたぶんラストアルバム。最初にラジオ(だったかな)でFu-Gee-Laを聞いたときのインパクトはあまりにも大きなものでした。ワイクリフのラップに続き、例のローリンの“ウーラララ~”のフック。ティーナ・マリーの元ネタを知っていたからか彼らの音世界にあっという間にハマってしまったのを思い出します。このアルバムは今でも時々(ときどきが良いんですよね~)アタマから聞き返していますが、とにかく大ネタ満載で、ある意味非常にポップなんだけどいやらしさは感じられず、曲の世界にストンと沈んでいけるというか、最後まで飽きさせません。この後のローリンやワイクリフのソロを聞くと、意外に離れている3人の個性がしっかりひとつにまとまっている印象があり、FUGEES関連ではやはり不動の第1位ですね。ローリン・ヒルが好きならば絶対持っていなければいけません。あぁそれにしても川崎のチッタのライブは良かったなぁ。リユニオンしないかな~。しないよなぁ~。 |
The Fugees - Ready Or Not (with Lauryn Hill)
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