さよならは 言わない |
小田さんは今に至るまで、数多くの名作を出し尽くされてきました。
私の中では、これ以上(ファンとご自身の)心に残る温かな作品を書き続けられるのと思っていました。 60歳すぎてからという訳ではないですが、キャリア、才能もますます開花しているようで感銘です。 素敵なバラード「どうもありがとう」という気持ちです。 日本の人間国宝といっても過言ではありませんよ。 余談:小田さんは『Off Course』時代から才能が開花されていました。アルバム『僕の贈りもの』〜今に至るまで〜 いつかまた、小田さんが奏でるフルートの音色も堪能したいです。 国内においてバラードを書かせたら、右に出るアーティストは、そうはいないでしょう。 小田さんの魅力は、透明感あふれるボーカル(クリスタルボイス)のみにあらず、ここはかなり重視しております! ピアノ、ギター、そして極めつけはコーラスアレンジ、ストリングスアレンジのオブリガード(対旋律)の心地良さです。 まさに、匠です。 参考曲:ありすぎて書ききれませんよ(笑) |
彼女の命日 (ハルキ文庫) |
毎年命日の日に一日だけ、葉子は他人の体を借りて甦る。自分亡き後、残された
家族のことが気にかかるのだが・・・。 葉子は、自分の死の1年後の家族の様子を見て愕然とする思いを味わうことに なるが、そのことは仕方のないことだと次第に納得するようになる。かけがえの ない人を失う悲しみは深い。けれど、いつまでも悲しんでばかりいられない。 葉子にとってはつらいことかもしれないが、それが現実だと思う。だが、変化 するのは残された人たちばかりではなかった。葉子自身もだんだんと変化していく。 自分や自分の家族より、体を借りている人たちのことを重視するようになる。 たった一日体を借りるだけなのだが、その一日が、体を借りた人たちにとって 大切でかけがえのない時間だと気づいていく。そして、それに気づいた葉子は・・・。 せつなさも感じるが、読後はさわやかさも感じる作品だった。 |
火曜サスペンス劇場「六月の花嫁」シリーズ ED2本立て
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