大江戸出世小唄 |
「下手」です。お三味線も「あれ!」って感じだし、「磯節」なんぞは
「え!、これって何!」です(ただし、彼女は進化しております)。 ただ、表題の「大江戸出世小唄」これは、歌う時代劇スター「高田浩吉」 のフューチャーですよね。これって、女性は歌っていませんよ!このあたり は、か細い声が生きて素晴らしい。 「俗曲」は、難しいのです。しっかり、豊後や長唄、うた沢や江戸小唄、 そして寮歌や演歌、一番難しい「地方民謡」(でも、これは彼女の声では、 力強さは無理です。むしろ、その「抒情性」を生かしてほしいのに、何故に 「磯節」 「炭坑節」「甚句」などを選んだのでしょうか?)の美しさを 追及してほしいと存じます。 |
文豪の味を食べる ‾作家・落語家・芸能人・画家・音楽家が愛した店‾ (マイコミ新書) |
まず、著者の博識に驚く。45人もの作家、文化人の食に関して、さまざまなエピソードが紹介されており、文学好きならその面だけでも面白い。
文豪や文化人が通った店という基準のセレクトだが、それらの店が必ずしも現代の基準から見ておいしいというわけではないだろう。その場合、だめなものはダメとはっきり書かれている。ただ、味だけを基準にしたグルメガイドではなく、雰囲気や接客などにも触れられいるので、味はたいしたことなくても、あの文豪が通った店なのか、という具合に雰囲気を楽しむという使い方の参考になるだろう。グルメガイドというより、歴史文化を踏まえた街歩きガイド、という面もあるので、街歩きが好きな人にも楽しめるだろう。 |
週刊ニュース新書 「田勢のきょうのあとがき」
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