天∴日高見乃國 |
星吉昭さんが亡くなられてその息子の吉紀さんが姫神の後を継いだ訳ですが,新生姫神としての本アルバムは,シンセサイザーや他の楽器を用いた躍動感のある演奏に姫神ヴォイスが吉昭氏の遺作となった「風の伝説」と甲乙つけ難い程に発せられているのが良いなあと聞いて見て思いました。吉紀さんの今回の新生姫神のデビューアルバムは大成功であって後継が上手くいったと個人的には思います^・^)私は姫神のCDは殆どすべて持っていますが姫神は本当に素晴らしい癒し系の日本のヒーリング音楽協会で最先端をを行くアーティストであると思い常日頃CD傍ら聞いて癒されています。 |
今日風、 |
benzoというバンドを知ったのは、スガシカオさんがコンビニでたまたま耳にしてしまい、度肝を抜かれたという名曲「落下ドライブ」を大推薦していたというがキッカケ。グルーヴィーなリズムとメロウかつソウルフルなヴォーカル(平泉くん、めちゃ歌うま!)、見える景色は深夜の首都高、シティーポップス的ではあるが、腰が効いてて踊れる。歌詞は暗いんだけどね。benzoの解散(メンバー脱退が原因)は、スガシカオさんもとても残念がっていた。 COUCHの中心はもちろんヒライズミの魂=ソウルフルな歌/メロ/ギター。そのソウルをそのまま受け継いだものといえよう。1曲目なんてもろ、大ハマり!featuringアコギで、そんなシアターブルックやスガシカオの曲が好きなら間違いない。彼らよりもテイストはポップスで、山下達郎や角松敏生の都会的なイメージを彷彿させるが、ソウルフルなんです。ニューミュージックではないのだが、アルバムラスト曲は、荒井由実「生まれた街で」のカヴァーで、これがハマる!'70的でありながらも、今の空気に一致。ハナレグミ的だが、フォーキーではない。昨今、ユーミンのカヴァー流行りだが、これは私のNo.1かも。当初、「平泉コージ&THE 東京」というユニット名だったことが、実に納得の一枚!大推薦! |
60’s TVヒッツ・コレクション |
恐らくTVを見た方は大喜びすると思いますが、時代がはずれるときっとそれほど面白くないんじゃないでしょうか。そういうわけで、30代後半から40代位の方限定ににお薦めしたいアルバムです。この曲を全部知っているとすれべ相当のテレビっ子だったと言えるんじゃないでしょうか。今ではあまりTVを見ることはなくなってしまったのですが、この頃はTVはよく見ました。TV文化の創世記~黄金期と呼べるでしょうか。TVが家庭の中に急速に入り込んでいった時代になりますかね。野際さんのキイ・ハンター!最高ですね。今は意地悪オバサンみたいになっちゃったけど、ジャケットの野際さんもおきれいです。いや~懐かしい。 |
彼女たちの時代(1) [VHS] |
就職して、新人と呼ばれる夢中で過ごした時期も過ぎ、行き詰まった社会に閉塞感を感じている境遇も考え方も違う偶然知り合った二十代半ばの女性3人(深津絵里、水野美紀、中山忍が熱演!)が、共に語り、悩み、悲しみ、傷付き、這いつくばり、時に喜びながら、「自分の居場所」を探す物語。
並行して、順風満帆、自信満々だったエリートサラリーマン(椎名桔平)がリストラの憂き目に遭い、苦悩と絶望を味わいながら、心の平穏を取り戻すまでが描かれています。 ドラマとしては実に地味ですが、その地味さが逆にリアルで、毎回流れる主人公の心の機微を綴ったモノローグが胸に沁みました。DVD化が切望される名作です! |
ジェネラル・ルージュの凱旋 [DVD] |
邦画はあまり好きではない自分ですが、堺雅人さん、阿部寛さんはとても尊敬。やはり彼等は素晴らしい。そしてそんな二人に加え、総々たるメンバーの作品。 竹内結子さんのお惚けキャラクター、阿部寛さんの憎たらしいけど子供達に悪戯されたりする笑えるキャラクター、そしてやはり今作品の主役とも言ってもいい、堺雅人さん。 やっぱりこの人すごいなあ。今まで堺さんはゆるキャラの演技しか観たことないですが、正に「俳優」という感じの演技でしたね。気迫が凄く、感動しました。 最後らへんの屋上での二人のシーンが何気なく僕は衝撃的で頭に残っているのですが、ネタバレになるので… |
天国で君に逢えたら [DVD] |
以前TVでやっていたのを拝見し購入しました。
これは良作です。 主演の精神科医、野々上先生の元へと足を運ぶ患者のみなさんがとてもキュートで人間味溢れていること。 カウンセリングルームに漂う暖かい空気感。 そのすべてが優しい。 この手のお涙頂戴のドラマはたくさんあるが、これだけは違う。 自然と涙している自分に気付ついた。 死という重いテーマにもかかわらず、見終わったあとの爽快感はなんだろう。 ドラマとしての抑揚こそないが、本当に優しくなれるドラマ。 |
ヤンキー母校に帰る [DVD] |
「ヤンキー先生」で一躍時の人になった義家弘介氏
の高校時代を描いた作品。 学校にも親にも見捨てられ、自分の居場所がない人間が集まる場所が 北海道にある。 北星学園余市高等学校には、全国から挫折した学生が集まってくる。 イジられたものや非行を犯したもの、親から見捨てられたものなど、 誰もが心に傷を負いながら、その高校に辿り着く。 彼らの傷は様々なものであるが、「やり直したい」という気持ちは みなが持っている。 そんな彼らを教師達は、決して甘やかすことなく、しかし真摯に向き合い 学園生活を送れるようサポートしてく。 時には共に馬鹿騒ぎをしたり、また時には同じ目線で物事を見たり。 今まで大人は力で抑えつけてくると思っていた生徒達も そんな先生の姿勢を見て、少しずつ心を開いていく。 また、クラスメイト達とも徐々に打ち解けつつ、 親友や恋人といったかけがえのない存在を得ていく。 映画を通して、「愛されること」「信頼し、されること」 の魅力を感じることができました。 義家氏が事故を起こした時に、自分の仕事よりも優先して 東京まで駆け付けてくれた先生。 自分のことを本当に大切に思ってくれる存在がいることに 気付いたことで、生きる力を得ていく姿には心打たれました。 ■義家弘介(よしいえ ひろゆき) 1971年長野県生まれ。 中学生の頃より不良と呼ばれるようになり、 87年進学した高校から退学処分を受ける。 同時に家からも絶縁され、児童相談所を経由して 里親の元へ引き取られる。 北星学園余市高等学校の全国からの 中退者本格受け入れの初年度となる88年に編入。 学校生活を通して、自分のことを思ってくれる担任や かけがえのない仲間と出会っていく。 90年明治学院大学法学部法律学科へ入学、弁護士を目指す。 大学在学中にバイク事故を起こし、絶体絶命となるも、一命を取り留める。 この時、高校時代の恩師が駆け付けてくれたことから教師になることを決意。 1年留年して教員免許を取得。 卒業後は、北海道の進学塾に就職。 99年、北星学園余市高等学校に社会科教師として赴任する。 その後、横浜市教育委員会教育委員、内閣官房教育再生会議担当室室長、 東北福祉大学特任准教授を歴任し、07年から参議員として活躍中。 |
「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書185) (祥伝社新書 185) |
これまで世界遺産に関する新書を2冊出した著者による、世界遺産の本質を探った本。私も経験があるが、外国に行くとがっかりな世界遺産は結構ある。しょぼそうな世界遺産はなぜ世界遺産に登録されているのか??という疑問に本書は回答を示そうとしている。
登録の基準は「普遍的な価値」の有無にあるが、数値的なものではないだけに、登録はあいまいなものになっている。また、文化遺産の場合、普遍的な価値が今後残りうると見れば、シドニーのオペラハウスやブルーノ・タウトのアパートなど、出来て100年経っていないものでも、ためらわず登録する。本書では登録までの過程を、最近登録活動が行われた平泉や石見銀山を基にして詳細に説明する。事前に数年かけ、かなりの調査が行われていることを感じさせるが、それだけ長い道のりだということも言える。また、1ヶ国当たり年2件しか登録を認められない現在、国内だけで30以上登録活動をしている遺産がある。登録の見込みは薄いし、登録して観光客が急増すると、遺産が荒れるなどマイナスの影響も少なくない。にもかかわらず、専門のスタッフをつけるなど、少なくない税金も使われている問題点も著者は指摘している。 世界遺産=世界的観光地と表面的な理解がブームの要因でもあり、世界遺産を楽しむためにはより深い文化、地理や歴史などの背景を知ることが重要だと著者は語る。教科書的な感じがあったり、世界遺産の範疇で救い出すのは困難ではないかと思う、地名、言語の問題が出るのはどうかと思ったが、著者の考えはおおむね納得できた。 |
早わかり日本史 (第2版) |
初めて学校教科書以外の歴史紹介本を読みました。
良いと思ったところ 1. 古代、中世・・の10大ニュースに分かれており、わかり易い 2. 2頁見開きでその時代のエピソードが簡潔に読める いまいちと思ったところ 1. 古代・中世・近世などで分かれているが、その中の文章が 時系列になっていないところが多々ある(前後する) 2. 歴史に詳しくない私には、この人はいつのどこの人?みたいな人物名を用いて 説明している文が多分にあり、わかりにくいところあり 読み終わっての感想は、時系列をもっと意識して文章にしてほしいと思った。 せっかく、各年代毎に10大ニュースで1185年〜鎌倉幕府開設、などしているのに、 そのことを直接説明している文章があちこちに書いてあることが多く、よく理解できないまま、 消化不良な感じで文章を読み進めていました。 この頁数では、よくまとめている方なんでしょうが。 政治について、天皇について、武士について、農民について、海外について、文化について、 などの視点から、年数と歴史背景をもっとうまく説明できると思うので、星3つにしました。 ただ、歴史の概要を一覧できたことはとても良かったです。 わからない人はネットで調べたりできるし、歴史自体に興味がわいてきましたので。 |
物語日本史(上) (講談社学術文庫 348) |
小室直樹博士は、皇国史観は3つあるという。ひとつは崎門の学(江戸時代の思想)、
ひとつは戦前の教科書、もうひとつが平泉澄である。 しかし辞書などを見ると、専ら3つ目の意味で使われている。 では平泉澄とはいかなる人物なのか。それはこの本だけでは分からない。 しかし、この本は平泉澄の、明日の日本を担う少年への遺書である。 平泉澄を知りたい人も、平泉澄から教わりたい人も、必読だ。 誰かが言うには、これは平泉澄の研究の集大成でもある。実際、建武中興や、 徳川時代の崎門の学や国学の変遷は、やけに詳しい。 例えば幕末では、坂本龍馬が出てこなかったりと、寂しい部分もあるが、 崎門の学などによって維新の説明をしているというのは、実にありがたい。 今の日本は幕末に似ているが、幕末に存在した思想は、明治には既に 失われてしまっていたからだ。青少年にはこの本と、幕末の志士の伝記に ぜひとも触れていただきたい。御歴代天皇と多くの人物が中心の歴史は本当に面白い。 あくまで歴史観のひとつではあるが、甘く見ないように。 和歌が多いという指摘はもっともだが、昔の日本人の心を知るには、和歌が手っ取り早い。 しかし、和歌の現代語訳・解説が少ないのは難点だ。 「平泉寺 物語日本史」でグーグル検索すると、序文が読めます。参考に。 偉人を死と共に雲散霧消させることは、国家にとって限りない損失である。 ひとりでも多くの先人を知り、お手本としていこう。この本は修身の教科書とも言えるかも。 そして、武士中心の武士史観、武士道の本という気もする。大和魂を持とう。 |
平泉中尊寺
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