極上生徒会 ベストアルバム 極上音楽集 |
アニメ本編では有名声優を多数起用しているのが目立ったが、それがこのアルバム「極上音楽集」で功を奏していると思う。 それぞれのキャラクターソングでは、登場人物の胸にある気持ちを表現した詞、登場人物を客観的にとらえた詞、キャッチーな曲に、歌を経験してきた声優の歌声がマッチし、CD一枚を通してとても聴き応えがあり、気持ちが良い。 主題歌やキャラソンを全員分収録という、これまで出たCDを聴いていない人には大変嬉しい内容だが、今回初音源化となる曲も面白い。 例えば、琴葉の「FLOWER IN THE DARK」では第16話「あなたに此処にいて欲しい」で彼女が心に決めた事などが詞になっており、「windy winding road」では普段口数が少なくなかなか聞けないシンディの心の内が、爽やかなドライブナンバー風の曲にのせられる等。 他にもキャラソンが多数追加されたが、それでいて「極上生徒会」のベストアルバムにする、というコンセプトから外れることなく、声優ソングのバラエティパックのようにはならないところに、スタッフの熱意も感じられるような気がする。 まさに“極上”の音楽集。ありがとう極上生徒会! |
GIRLSブラボー first season 2 [VHS] |
テレビ放映時では余計な演出の為に非常に見辛くなっていたものがここでは非常に見易くなっています。
今見返してみると却って新鮮なものに思えますね。 新キャラも登場したことだし。 |
男を抱くということ |
感じさせる男、感じる女という性の人為的役割分担に拘泥するのは貧困な性関係である。それが三名の著者に共通する認識である。そこから、女が性の主導権を握ってゆく上での各人の実践が縷々述べられる。確かに、資本主義社会における性関係というのは制度的なものの制約を相当受けているから、時代の変遷に従い男女の性意識も相当変わってくるはずであって、このような書物の出現自体が、そのことを物語っている。またこの書物は男の自己意識について結構痛いところをついいる。男は、女性を美化する一方で、自分の身体に対する嫌悪感をどこかで持っており、見られ・攻められる客体になりきれない部分があると。絵に描いたようなイケメンはともかく、これはほとんどの男に当てはまる指摘だと思う。私など、見られる客体である女性を羨ましく思うことが多々ある。社会的構築物である「男」「女」というジェンダーの殻をそれこそ赤裸々に脱ぎ去ったとき、人は新しい関係性の世界へ踏み込んでいけるような気がするし、それはこれからの社会にとっても決して悪いことではないように思う。 |
With you (幻冬舎文庫) |
12人の女性作家が遊び心を刺激しながら,それぞれが女性の性を描いた短編集。どの作品も描かれている女性とその性は異なっており,それぞれが何かを言いたい様子。
心と体,男と女,人が生きていく上ではこれらは切っても切れないもの。それを正面から,かつリラックスして描くとこうなるのかな。 1編20ページ前後の短い短編集で簡単に読める。 どの作品も陰湿さはなく,前向きに歩く女性の姿が見える。 |
愛より速く (新潮文庫) |
最初の数ページで目を疑った。
本を閉じ、帯を確認する。「Yonda? 新潮文庫の100冊」 一瞬帯の付け間違いかしら、なんて事まで頭に浮かぶ。それからは全てに対して嫌悪感。 だが、読み進めていく内に不思議かな、嫌悪感が薄れていくのである。 ああ、性に対してのこういう感性もアリといえばアリかもしれないな、と。(実践する気はゼロだけど) そうすると、赤裸々に語っている作者にまで好意が芽生えてくるので益々不思議である。 「ちょっとちょっと、病気だって危ないんだからもっと気をつけなさいよ……etc」 突っ込みたくなる軽快な文章に、最後はまるで作者と知り合いのような感覚で読んでしまった。ひとえに、巧みな文章力所以だろうか。 とは言え、それでも性の意識がまだ固まりきっていない未成年には読んでもらいたくないのである。大人と自称している私のエゴだとしても。 |
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