 日本のうた/日比野景~明治から平成まで |
日本人ソプラノ歌手による同種のアルバムを、これまで数多く聴いてきましたが、この日比野景のデビューアルバムの出来は極めて素晴らしいと思います。ひとつひとつの言葉と音をとても丁寧に歌い上げていて、正に目の前で歌っているかのようです。録音現場の程よい緊張感と暖かな雰囲気が伝わって来ます。日本語の発音も（これが非常に難しいのですが）とても美しい。徳永洋明のピアノも非常に心地よく、アレンジにもセンスの良さが光ります。日比野景は、オペレッタやオペラの歌曲も得意にしていてステージでも頻繁に披露するということですので、セカンド･アルバムでは是非とも彼女のオペレッタを聴いてみたいです。久々に大きな期待を抱かせる新人の登場だと思います。 |
真白き富士の嶺 シリーズ Ⅳ 舟木 一夫
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